公益財団法人 岩手県学校給食会
プロフィール
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給食会について

目的

食育基本法及び学校給食法の趣旨を踏まえ、学校教育活動の一環として実施される学校給食について、その充実向上を通じて食育の推進を図り、もって現在及び将来の国及び地域の宝である児童生徒の心身の健全な発達と豊かな人間性を育むことを目的としております。

組織図

学校給食食育推進事業の概要

1 学校給食用物資(給食食材)の安定供給・安全確保等

給食食材は、生きた教材であり、経済社会情勢にかかわらず、遅配欠配がなく、多様なニーズに対応した十分な種類・量を確保した上で、良質で安全安心なものを安定的に供給している。

(1)給食食材の安定供給
  • 安定した品揃えと県内シェア
    給食食材については、基本物資、一般物資、更に食材以外の関連商品を取り扱っている。
    (ア)基本物資:主食となる精米、精麦、パン等
    (イ)一般物資:副食となる冷凍食品、野菜果物、缶詰類、デザート等
    (ウ)関連商品:食器洗浄用洗剤・調理用マスク等
  • 安定した流通経路・取引体制
    一括大量購入、北海道東北ブロック共同購入、生産者や卸業者との長年の信頼関係等により、良質なものを廉価で購入し、安定的に供給している。
  • 配送体制
    県内の配送区域を盛岡・県央・県南・沿岸南部・沿岸中部・県北の6ブロックに分け、各ブロックの学校、学校給食センター等の毎日の調理時間に間に合うよう配送員、配送車の整備をしている。
  • 需要量把握による学校給食食材の計画的供給の確保
    学校及び学校給食センター等における食材の年間・月別等の需要量を把握し、計画的に給食食材を確保することで、年間を通じて学校等に同一品質で提供している。
  • 地域格差の防止
    本県は、他県と比較し県土が広大であるため、輸送コストを均一に保つことが難しい面があるが、へき地や中山間地域を含め食材自体による地域格差が生じないよう、遠隔地へのパン・米飯の搬送に際して、当該遠隔地に近いパンや米飯の製造業者に輸送費の一部を補填して配送委託する事業運営上の工夫を行うことにより、廉価で、かつ年間を通じ県内同一品目を同一価格で提供している。
(2)給食食材の安全確保
  • 給食食材の安全検査の実施
    取引に係る給食食材の定期的かつ自主的な衛生検査、残留農薬検査及び放射線検査を実施している。
  • 職員の腸内細菌検査の実施
    給食食材の取引に携わる職員の定期的自主検査及び年1回の専門機関による検査(検便)を実施している。
  • パン・米飯委託工場の拭き取り検査等の実施
    本会の担当職員による、パン・米飯委託工場の拭き取り検査及び巡回衛生指導等を実施している。
  • 衛生検査器材の無償貸与
    検査器材貸出規程により、学校及び学校給食センター等の給食現場での安全な学校給食実施を支援するため、「ふらん器」、「ATP拭取検査器」、「紫外線ランプ」等の無償貸与を行う。
  • 衛生管理に係る講師等派遣
  • 食中毒等事故発生時の体制整備
    事故対応等規程を整備し、徹底した安全衛生体制を整備している。

2 学校給食の充実向上・食育推進事業支援協力

独自の食育推進事業を主体的かつ積極的に展開し、また、国等の食育推進事業にも積極的に支援協力することで食育基本法及び学校給食法の趣旨に沿った学校給食への理解の推進と学校給食の充実向上を図る。

(1)学校給食の充実向上

岩手県教育委員会・市町村教育委員会と連携の下、学校給食における食育の推進を通じて関係者の意識や資質の向上、学校給食内容の充実向上を図る。

  • 学校給食事業に関する講演会、講習会、研修会、協議会、調理コンクール及び展示会等の企画実施
  • 学校給食関係機関等の主催する学校給食充実向上及び食育推進のために有益な講演会、講習会、研修会等の共催
  • 学校給食上優れた成果を上げた優良学校、学校給食センター及び学校給食関係者の表彰
  • 地産地消の積極的活用などにより優良企業と認められる、企業等の表彰
  • 食育推進授業への積極的な参画
  • 学校給食教材用DVD、紙芝居、地場産品レプリカ等の無償貸与による、学校教育を通じての児童生徒への食育指導、地産地消等に関する食育の推進
  • 栄養教諭等学校給食関係者への学校給食総合センターの貸し出し
    バイキング給食用食器の貸し出しによる学校給食の多様化への対応
  • 栄養管理システムソフトウェアの学校給食センター等への無償貸与による栄養管理業務の支援
  • 「学校給食用取扱い物資のご案内」、「いわての学校給食」、「物資だより」等印刷物やホームページによる、学校給食充実向上・食育推進事業支援に関する情報等の発信
  • 岩手県学校給食総合センターの機能を活用した、学校給食関係者及び広く学校給食に関する研修・料理教室等を行う県民に対する施設の貸し出し
  • 主食としての県産米使用米粉パン(ひとめぼれ30%)、100%県産小麦使用パン(銀河のチカラ40%、ゆきちから60%)及び100%県産米使用米飯の供給、県産食材を使った副食としての一般加工品の新規導入や供給拡大による、地産地消の積極的な推進
  • 岩手県学校給食センター協議会の事務局として事業計画、収支予算、決算報告の策定等、役員会経理業務及び各種学校給食の充実向上のための協議会事業の立案・実施
(2)食育推進事業支援協力

食育推進の支援協力をするための事業展開や、国等の実施する地場産品利用拡大事業等への連携協力など学校給食運営の改善向上に係る各事業への協力をしている。

  • 学校給食関係団体助成
    学校給食充実向上・食育推進支援事業補助金交付等、学校給食関係団体等が食育推進に沿った事業を展開する場合その事業費の全部又は一部を補助
  • 学校給食事業における県産食材・地域食材の積極的導入や地産地消推進機構等、地産地消推進運動への参画
  • 国の委託事業・補助事業の実施
    学校給食における新たな地場産物の活用方策等に関する調査研究(文部科学省 平成21年度、23年度実施)、学校給食地場産物利用拡大事業(農林水産省 平成21年度、22年度実施)等、国の委託事業や補助事業があれば積極的に導入し、実施する。

3 その他目的を達成するための業務

1及び2に附帯する業務

沿革

昭和25年4月1日 岩手県学校給食会(任意団体)として発足し、事務所を県庁教育庁内に置く
昭和33年5月1日 財団法人岩手県学校給食会として許可され、岩手県学校給食会の事務を継承し事務所を県庁教育庁内に置く
昭和51年3月31日 紫波郡都南村流通センター北一丁目12番1号地内に3,850.32㎡の土地を取得
昭和52年1月31日 常温倉庫竣工
昭和52年9月15日 冷凍倉庫竣工
昭和53年10月20日 低温倉庫竣工
昭和55年3月25日 総合センター本館竣工
平成元年4月1日 コンピュータによる事務処理開始
平成元年6月30日 常温倉庫内に冷凍庫新設及び冷凍倉庫改築
平成4年4月1日 盛岡市と都南村の合併により事務所の所在地が盛岡市になる
平成15年9月19日 新詰所設置
平成15年10月31日 冷凍庫新設
平成24年4月1日 公益財団法人岩手県学校給食会として設立(移行認定)

アクセス

公益財団法人 岩手県学校給食会
〒020-0846
岩手県盛岡市流通センター北1丁目12-1
TEL 019-638-9429 / FAX 019-638-9471

役員名簿

評議員

番号 氏名 所属・職名
1 評議員長 伊藤 茂美 岩手県学校給食研究会会長
2 副評議員長 西郷 晃 一般社団法人岩手県PTA連合会事務局長
3   佐藤 嘉彦 雫石町教育委員会教育長
4   小原 賢 矢巾町立矢巾東小学校長
5   宇部 輝彦 雫石町立西山小学校長
6   三浦 隆 盛岡市立黒石野中学校長
7   三田 正巳 岩手県立杜陵高等学校長
8   高橋 進 滝沢市立学校給食センター所長
9   古内 広貴 紫波町学校給食センター所長
10   今野 久美子 盛岡市立本宮小学校栄養教諭

理事

番号 氏名 所属・職名
1 会長 侘美 淳 紫波町教育委員会教育長
2 副会長 米本 清一 (公財)岩手県下水道公社監事
3 副会長 遠藤 岳 滝沢市立滝沢第二中学校長
4   多田 英史 盛岡市教育委員会教育長
5   加藤 哲子 岩手県立大学盛岡短期大学部准教授管理栄養士
6   杉本 浩 盛岡市学校給食センター所長
7   中村 和平 岩手県教育委員会事務局保健体育課総括課長
8   筒井 信弘 (公財)岩手県学校給食会常務理事

監事

番号 氏名 所属・職名
1 菊池 広親 矢巾町教育委員会教育長
2 猿ヶ澤 顕洋 さくら税理士法人代表税理士

評議員選定委員

番号 氏名 所属・職名  
1 猿ヶ澤 顕洋 さくら税理士法人代表税理士 監事 (公財)岩手県学校給食会監事
2 西郷 晃 一般社団法人岩手県PTA連合会事務局長 評議員 (公財)岩手県学校給食会評議員
3 柳田 修 一般社団法人岩手県法人会連合会専務理事 外部委員 学識経験者
4 齊藤 博之 株式会社サイエンススタッフ技術顧問 外部委員 学識経験者
5 高橋 和夫 (公財)岩手県学校給食会参与 事務局員 (公財)岩手県学校給食会参与